蒼い蝶々

蒼く儚く　舞う蝶々
薄く鮮やかな　その羽を
背負い飛ぶのは　何日間

その背を彩る　蒼い羽
空を映した　その色は
澄んだ子どもの　心のようで
荒んだ私は　目をそらす

色鮮やかな　花の中
春の慶びに　満ち溢れ
穏やかな時が　過ぎるのに
私の冬は　終わらない

蒼く儚く　舞う蝶々
薄く艶やかな　その羽を
背負い飛ぶのは　何日間

その背を彩る　蒼い羽
海を映した　その色は
かつての君の　心のようで
惨めな私は　目をそらす

色鮮やかな　花の中
春の慶びに　耐え切れず
穏やかな時を　終わらせた
私の冬も　終わらない

蒼く儚く　舞う蝶々








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タグ：詩 蝶々

コメント 1

こんにちは。
作品を拝見させて頂きました。
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by つねさん (2015-04-03 16:06)